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もうすぐ3月


暖かい日が増えてきて、花粉症の方にはつらい時期になりました
花粉症の対策はされていますか?


花粉症は、症状が悪化すると薬の効果が得られにくくなりますので、
症状が軽いうちに症状を抑える薬を使い始める「初期療法」が勧められています。
初期療法とは、抗アレルギー点眼薬を花粉飛散予測日の2週間程度前か、
もしくは花粉症の症状が少しでもあらわれた時点で使用を開始します。
早めに薬を使用することで花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすくなり、症状を抑えた状態でシーズンを送ることができます。


また、花粉やホコリなどの異物は、洗い流すのが効果的です。
ただし、目は表面が涙で守られており、水道水で目を洗うことで細胞が傷つくこともあり、また涙も洗い流してしまうので、市販の人工涙液を利用してください。



今年は例年より花粉の飛散量がやや多いとのことです
早めの対策で今年の花粉症を乗り越えましょう

逆まつげ

逆まつげとは?

本来まつげは、まぶたの縁から眼球とは反対側へカールし、眼球にあたらないように生えていますが、『逆まつげ』はまつげが眼球の方へ向かっています。

そのため、まつげが眼球にあたってしまい、角膜を傷つけます。
ひどくなると角膜に炎症や潰瘍ができることもあります。

《症状》
・痛み ・ゴロゴロする ・異物感 ・涙が出る


◎逆まつげになる理由

逆まつげになる理由は大きく分けて2つあります。
まつげが眼球側に向かって生えるタイプ(睫毛乱生)
まぶたの縁が眼球側へ向いてしまうタイプ(眼瞼内反)


生まれつきの軽度の逆まつげは成長とともに自然に治る場合が多いため、子供のうちは外科的な治療は行いません。
成長するにつれても治らない場合や老人性のものは手術を行う場合があります。


自分で逆まつげを抜くと、角膜を傷つけたり、感染などの恐れもあるため、まずは眼科を受診しましょう。

なみだについて

涙は目を守ってくれる重要な物質です。
そのためには“安定した涙”が必要です。

安定した涙は・・・
目の表面が滑らかになり、見えやすく、
ホコリ、ゴミ、乾燥から守ってもらえます。

不安定な涙は・・・
疲れやすく、モノも見えにくくなります。

涙は目を守るため、以下のような大切な働きをしています。

*乾燥防止
*殺菌から目を守る
*目の洗浄
*栄養補給
*目が鮮明な像を結べるように黒目の表面を滑らかに保つ

このように目を守るバリアのような働きをしています。

涙はドライアイなどによって不安定になることもあります。
ドライアイの要因には様々なものがあります。
特にパソコン・コンタクトレンズ・エアコンなどを使用することで
涙が蒸発しやすく、不安定になり目の表面の細胞を傷つけてしまいます。

“まばたき”をすることによって涙の分泌を促す刺激となって涙を出したり、
目の表面に涙を均等に行きわたらせる働きがあります。

最近寒い日が続いているのでエアコンを使うご家庭が多いと思います。
目の乾燥など気になる症状がある方は眼科を受診してください

ソフトコンタクトレンズと水道水


ソフトコンタクトレンズ(SCL)を水道水で洗ってはいけません。

水道水を使用すると浸透圧の違いからコンタクトレンズ(CL)の形状変形や、水道水に含まれる鉄・カルシウムイオンなどによるCLの汚れ、塩素による眼障害を発症する可能性があります。
日本の水道水は塩素消毒によって大腸菌に代表される病気の原因になる微生物は死滅・不活化あるいは除去されていますが、すべての微生物を取り除いた無菌の状態ではありません。
CLを水道水で洗浄することによって、水道水中残すところあと微生物で汚染される可能性があります。
特にSCLは微生物がハードレンズよりも吸着しやすい為、専用のケア用品で洗浄する必要があります。

水道水が原因で発症する角膜感染症の代表例がアカントアメーバ角膜炎です。
アカントアメーバ角膜炎は診断や治癒が難しい難治性疾患で、治癒しても角膜の混濁や不正乱視が残存して視力障害をおこします。
SCLを水道水で洗浄すると、水道水内に存在するアカントアメーバがCLケース内に持ち込まれ、ケース内で増殖してSCLに吸着します。
CLを水道水で洗浄して、そのまま水道水の中で保存する事が最も危険です。